暑くなってくると蚊に刺されることが多くなってきます。
あの「プーン」という独特の音に悩まされることが多くなってきますね。
蚊に刺されるとたまらないかゆみに襲われますし、感染症の原因になってしまうこともあるようです。
室内であれ屋外であれ、蚊の発生を防ぎ、蚊を寄せ付けないための対策はどうすればよいのでしょうか。
この記事では、蚊の対策について、グッズも含めて解説しますので、ぜひご参考にしてください。
目次
例えば、地面のくぼみやバケツ、側溝、植木鉢の受け皿、雨水マス、フルタイヤなどです。
こういった所に蚊は卵を産み、繁殖するのです。
動物は呼吸して酸素を取り入れ、二酸化炭素をはきだします。
この二酸化炭素を求めて蚊はやってきます。
蚊は高度な温度センサーを持っており、赤ちゃんや妊婦といった温度が高い人に近寄ってきます。
あるいは飲酒した人も体温が上昇するため、蚊は近づいてくるようです。
汗をかくと、乳酸や脂肪酸が放出され体臭になります。
この体臭や足の臭いなどを求めて蚊はやってきます。
蚊は細かく色の識別ができませんが、黒ならはっきり認識して集まってきます。
蚊は5月あたりからどんどん繁殖を進め、夏になるとその数もピークとなってしまいます。
蚊は卵からボウフラになり、蛹となり、成虫になるまで、早ければ12日ほどと、成長速度が早いのが特徴です。
しかも、メスの蚊は最大200個もの卵を一度に産むことを5回繰り返します。
蚊は水がたまったところに卵を産みます。
バケツや古いタイヤは、そのまま放置せずに片付けましょう。
水がたまった植木鉢の受け皿は、たまっている水を捨てるか、週に1度は新しい水と交換するのがおすすめです。
雑草は蚊にとって快適な休憩所です。
専用道具などを使って雑草を根っこから抜くことは、蚊の駆除に効果があります。
除草剤や防草シートを使ってもよいでしょう。
蚊は、体温の高い人に集まってきますので、デオドラントシートなどを使って体温を上げないようにしたり、体を冷やしたりすることは多少の効果が期待できます。
蚊は体臭を求めてやってくることもあります。
汗をこまめに拭いたり、足の裏を清潔にしたりすることも大切です。
蚊は.黒っぽい色の服に近づいてきます。
黒を避けて白っぽい色の服を着用するようにしましょう。
特に蚊のいる場所で作業などを行う場合、長袖の服や、長ズボン、靴下など肌の露出が少ない服装を心がけましょう。
そもそも蚊の多い場所は敬遠するべきです。
例えば、草の茂みや水場、水田、用水路、池の近くに近づかないようにしましょう。
側溝や池に錠剤・粒剤になった殺虫剤をまくと、隅々まで効果が広がります。
ただし、池の中の魚に悪影響をあたえる場合がありますので、注意が必要です。
屋外用のスプレーを周囲に吹きつけて、蚊を近寄れなくします。
蚊に直接噴霧するのも効果的です。
皮膚や衣服に吹き付けて、虫を寄せ付けないようにするタイプもあります。
室内用の場合は、屋内に置くだけで蚊を寄せ付けなくなります。
消臭効果も兼ねているものもあります。
屋外用の場合は、ベランダや窓の外に置いておくと屋外の風によって薬剤が振りまかれます。
置き型以外にも掛け型のものもあります。
汗の匂いなどの誘引剤や光で蚊を引き寄せて、ファンで蚊を吸引します。
大量に捕獲する際に効果的です。
蚊の駆除対策として最もポピュラーなものです。
蚊取り線香を炊くと、殺虫成分が含まれた煙が排出されます。
蚊取り線香用受皿には吊り下げフック付きのものもありますので、携帯用としておすすめです。
電気式の蚊取り線香の場合は、電気で蚊を駆除する薬剤を放出します。
コンセント接続式のものと電池式のものとがあります。
蚊は気温が高くなると、水のある場所で繁殖します。
特に6~7月の梅雨時期は水がたまってしまうことが多いので注意が必要です。
蚊の駆除には錠剤やスプレー式の殺虫剤などを使って駆除しますが、お子様やペット
への影響も気になりますね。
しかし、屋外設置用の蚊捕虫器など殺虫剤を一切使用しないで、特殊な臭いで蚊を誘引
して捕獲する方法もあります。
お子様やペットが心配な場合はこういったものを利用すると安心です。
いずれにしても蚊を発生させないためには、徹底した対策が必要でしょう。
大量発生した場合は、専門の駆除業者に早めに相談するのも対策の1つです。
808シティ株式会社 代表取締役社長
足立雅也
大手害虫駆除業者で様々な害虫駆除を体得し、その技術を競う全国大会で優勝実績を持つ。
現場で作業にとどまらず、関連する協会や学会の役員を務めるなど、業界活動にも意欲的で、数々の講義・講演を行っている。
東京・神奈川・埼玉を中心とした関東圏から、
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