コウモリは、そのフンなどで人に健康被害を与える有害な生き物です。
夜中に、家の中や家の近くで羽ばたくような音が聴こえてきたら、コウモリの存在を疑いましょう。
コウモリを駆除するには、どうすればよいのでしょうか。
この記事では、コウモリ対策について詳しく解説します。
ぜひ、ご参考にしてください。
目次
コウモリはどんな生き物なのでしょうか。
代表的なのは、長が5cm前後と小柄なアブラコウモリです。
直径が1~2センチメートル程度の穴があれば楽に入ってきます。
市街地や平野部に生息します。
家の外壁や屋根裏、換気口内、エアコン室外機の中など暗い場所を好みます。
夜行性なので、夜になると活発に動きますが、人間を襲うことはほとんどありません。
人間にとっては害虫とされる、ハエ、ガ、ハチ、カメムシなどを好みます。
コウモリの駆除に関して、注意すべき点がいくつかあります。
コウモリは、「鳥獣保護管理法」という法律で、自治体の許可なく捕獲したり、殺傷したりすることは禁止されています。
コウモリのフンに含まれているヒストプラスマ種のカビにより、ヒストプラスマ症という感染症を発症するおそれがあります。
ビニール手袋やマスクなどを装着し、コウモリのフンに触ったり、周辺のホコリを吸ったりしないように注意しましょう。
殺傷せず、追い出すだけなら自治体の許可は不要です。
コウモリの対策は、場所を特定し、追い出し、侵入させないことが大切です。
茶色でパサパサしているのがコウモリのフンの特徴です。
このようなフンが落ちていればコウモリが住んでいることが疑われます。
コウモリがすみつきやすい場所としては、壁の隙間、屋根や軒下、通気口や換気口の隙間、エアコン室外機の配管などがあります。
コウモリの居場所がわかったら、今度は以下の方法でコウモリを追い出します。
① 超音波を発する
コウモリは超音波を嫌います。
コウモリは、みずから超音波を発することで障害物を感知して移動を行っています。
人手によって発せられる超音波によって、コウモリの発する超音波が妨害され、感覚が狂わされてしまうためです。
② 忌避剤を使う
コウモリが嫌がる臭いを発生させることで、簡単にコウモリを追い出すことができます。
シャッターの隙間・換気扇の中など狭いところには、スプレータイプやジェルタイプ
のものが有効です。
また、床下・屋根裏の中など広いところには燻製剤が効果的でしょう。
しかし、これらの効果は一時的なので、慣れれば、コウモリはまた戻ってきてしまいます。
また、殺傷能力がないため、何度も繰り返し使用しなければなりません。
駆除しても、しばらくしてまたコウモリが戻ってくることがあります。
そのためにも、コウモリを家などに浸入させないことが大切です。
① LEDライト
夜行性であるコウモリは、強い光が苦手です。
外壁や屋根裏、換気口の周りなど、コウモリが巣を作りやすい場所にライトを当てれば侵入防止になります。
② 侵入経路を塞ぐ
アブラコウモリのような小さなコウモリは、小さな穴からでも入ってきます。
例えば、換気扇、エアコンのホース、シャッターボックス、雨戸の戸袋、壁の穴などです。
フィルターやフタをして穴をふさいでしまいましょう。
あるいは、ガムテープやパテ、すき間テープを使用するのもよいでしょう。
通気口は、目の細かい金網や排水口ネットを使用すると効果的です。
コウモリ駆除および予防は家庭でも可能ですが、効果が見られない場合もあるでしょう。
また、巣が高い所にあるなど、場所によっては作業が危険な場合があります。
そこで、おすすめしたいのが害獣駆除業者です。
害虫駆除業者をおすすめする理由をご説明します。
プロの業者なら、長年の経験とノウハウの蓄積から、高い駆除技術を持っています。
個人で行うよりも対応が安全かつスピーディーです。
また、市販されていない強力な薬剤を使用することもできます。
家庭でコウモリ駆除をしようとした場合、浸入カ所を見つけたり、薬剤を購入したりと、何かと手間がかかります。
業者であれば、費用はかかりますが、すべてをまかせることができるので、手間がかかりません。
業者の場合、駆除後にコウモリが戻ってきても、保証期間内なら無料で駆除を行ってもらえます。
その他にも、さまざまなアフターフォローをしてもらえます。
屋根瓦や壁の隙間にコウモリが住みつくこともあります。
素人がこのような高い場所で駆除の作業を行うのは危険です。
この記事で述べてきましたように、ある程度は、コウモリの駆除は家庭でできるものです。
しかし、効果がみられない場合や、家庭では手に負えないと思ったら業者に依頼するのも1つの方法でしょう。
コウモリなど害獣の駆除を専門としている事業者は多数ありますが、中には法外な請求をしてくる悪徳業者もいます。
コウモリ駆除の事業者を選ぶ際は、最低でも3社から見積もりを取るようにしましょう。
そして、これまでの実績や口コミ、費用などを十分に比較検討したうえで決定することをおすすめします。
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どの地域の方も、まずはご相談ください。
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