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ヤモリはトカゲの1種で、日本では二ホンヤモリといわれるヤモリが数多く生息しています。北海道や秋田県、青森県以外の全国で生息しており、体長は約10cmです。
ヤモリは夜行性で光に集まる虫などを捕食します。そのため、自然が豊かな暗い場所よりも、民家や光のある人が集まる場所にいることが多いです。
また、ヤモリは金運や仕事運のアップに恵まれ、幸運をもたらすとも言われています。
ヤモリは毒を持っておらず、人に襲い掛かることもないため、駆除する必要はありません。
害虫となる白アリやゴキブリを捕食してくれることから、漢字では家守と表記されます。
しかし、ヤモリと似ているイモリには注意が必要です。イモリの皮膚には毒腺があるため、危険を察知すると毒を出します。命に危険を及ぼすほどの毒性はありませんが、毒が皮膚に付着すると炎症などを起こす可能性があるため注意しましょう。
ヤモリとイモリは体に大きな違いがあり、ヤモリは体が赤いためすぐに見分けられます。
害虫を捕食し幸運をもたらすヤモリを、むやみに駆除してはいけません。しかし、家の中でヤモリが大量に発生すると、糞などによる衛生被害が起こる可能性があります。
ここでは、ヤモリが家の中に侵入しないように、ヤモリを寄せ付けない方法を紹介します。
ヤモリは換気口やエアコンホース、破れた網戸や外壁のひび割れなどといった、小さい隙間から家の中に侵入します。
ヤモリは1cmほどのわずかな隙間からでも、家の中に侵入できます。コーキングやテープなどを利用して、ヤモリの侵入経路となる隙間を埋めましょう。
ヤモリは室内にいるゴキブリや白アリを食べるために、家の中に侵入します。そのため、室内にいる害虫を駆除することで、ヤモリの侵入を防げます。
家の中に、ヤモリのエサとなるゴキブリや白アリがいなければ、ヤモリが家の中に住みつくことはありません。
ヤモリは電灯などに集まる虫も捕食します。自宅に電灯がある場合は、LEDへの変更を検討しましょう。
LEDは虫が集まりにくいという特徴があります。すべての虫が集まらないわけではありませんが、コガネムシやアブラムシなどの虫に対しては有効的です。
ヤモリは害虫を駆除してくれるため、家の中にいるからといってむやみに駆除してはいけません。
ここからは、家の中でヤモリを発見した場合の対処法を解説します。
ヤモリは臆病な性格のため、大声や大きな物音がすると、驚いて外に逃げていきます。ヤモリの後方から声を出すか、床などを叩いて物音を出し、外へ誘導しましょう。
大声や物音を出してもヤモリが逃げない場合は、虫取り網を使用しましょう。手っ取り早くヤモリを追い出したい人におすすめの方法です。
虫取り網でヤモリを捕まえる場合は、物音をたてずにそっと捕獲してください。物音をたてて物陰に隠れてしまうと、虫取り網では捕まえにくくなるため注意が必要です。
また、柄の長い虫取り網を使用することで、ヤモリに近づかなくても追い出せます。爬虫類が苦手な人やヤモリに近づきたくない人におすすめです。
ねずみ用の粘着テープでも、簡単にヤモリを捕獲できます。ヤモリが通る場所に、粘着テープを設置するだけで捕獲できますが、粘着テープからヤモリを引き離す必要があります。
ヤモリを家に寄せ付けない方法や家の中にいるヤモリを追い出す方法について、詳しく紹介しました。ヤモリを家に寄せ付けないためには、エサとなる害虫を駆除し、侵入を断つ必要があります
ヤモリは毒を持っておらず、人に襲い掛かることはありませんが、糞による衛生被害を防ぐために、室内で発見した場合は新聞紙や虫取り網などを使用して外に追い出しましょう。
808シティ株式会社 代表取締役社長
足立雅也
大手害虫駆除業者で様々な害虫駆除を体得し、その技術を競う全国大会で優勝実績を持つ。
現場で作業にとどまらず、関連する協会や学会の役員を務めるなど、業界活動にも意欲的で、数々の講義・講演を行っている。
東京・神奈川・埼玉を中心とした関東圏から、
大阪を中心とした関西圏など、広域にわたって対応しております。
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