暑い時期に見かける害虫の一つがムカデ。寝ている間に噛まれた経験のある方もいるでしょう。
ムカデは毒を持っている上に生命力が強いので駆除するのに一苦労ですよね。今回の記事では「ムカデの対策法」「ムカデの駆除方法」「家への侵入を防ぐ方法」をご紹介します。
目次
室内でムカデを見かけても、まずは絶対に素手で触らないように気を付けてください。
ムカデは凶暴で毒を持っており、強い痛みを伴います。
場合によっては命に関わるかもしれないので、もし噛まれてしまった時は適切な対処を行いましょう。
ムカデに噛まれた時は患部を暖かいお湯で洗ってください。
ムカデの毒は熱に弱いため、お湯をしばらく当てていれば失活します。
この時やけどしないように注意してください。
その後はステロイド軟膏を塗ってしばらく様子を観察します。
もし赤みが引かない場合や、赤ちゃんが刺された場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
アナフィラキシーショックを起こしている場合は、すぐに救急車を呼んでください。
血圧低下や呼吸困難を引き起こし、最悪の場合死に至ります。
様子がおかしいと思ったらためらわず119番へ電話しましょう。
ムカデは体を半分に切ってもしばらく生きているくらい生命力の強い虫です。
駆除には「潰す」という方法もありますが、床やカーペットが汚れてしまったり臭いの問題があるのであまりオススメしません
ここからは簡単に駆除できる方法をご紹介していきます。
ムカデのタンパク質は50℃以上で固まるので、お湯をかければすぐに死滅します。
50℃のお湯でもいいですが、温度が高い方がより即効性があります。
お湯をかけられない場所の場合は、トングを使ってバケツにムカデを入れ、そこへお湯を注いでください。
次に紹介するのは、市販の殺虫剤を使う方法です。
殺虫成分が気になる方は凍結スプレーを使っても効果的です。
すばやくムカデの動きを止め駆除することができます。
液体洗剤や泡を使ってムカデを駆除することもできます。
この方法はムカデだけでなくあらゆる虫に有効です。
虫は身体の横に小さな穴があり、そこを使って息をしています。
その穴を洗剤に含まれる界面活性剤が塞いでしまうので、退治することができます。
今まではムカデの駆除方法についてお話してきましたが、ムカデが家に入ってこないようにしたいですよね。
ここからは家に侵入させない方法についてご説明します。
ムカデはちょっとした隙間から侵入してきます。
窓・ドアだけではなく、換気扇やエアコンのホース・排水溝から入ってくることもあります。
エアコンのホースが地面についている場合は、ホースをほんの数センチ浮かせばムカデの侵入を防ぐことができます。排水溝は目の細かいネットをつけておくと効果的です。
市販されている忌避剤を定期的にまいておくとムカデが寄り付きにくくなります。
薬品が気になる方は木酢液やハーブがオススメです。
木酢液は木を燃やした時に出る水蒸気を液体にしたものです。
ホームセンターで簡単に手に入れることができます。
ハッカ油にもムカデの嫌いな匂い成分が含まれているので効果的です。
その他、ローズマリーやヒノキの香りもムカデ対策に有効と言われています。
ムカデは湿気のある場所や餌のゴキブリがいるところを好みます。
つまりムカデがたくさん出現する場所にはゴキブリもいるということです。
こまめに掃除をしゴキブリが繁殖しないように部屋を清潔に保ちましょう。
また定期的に空気の入れ替えをして湿気がたまらないようにしましょう。
ムカデに噛まれた時は患部をお湯で洗いましょう。そして必要に応じて医療機関を受診することをオススメします。
ムカデ対策として一つひとつ駆除していく方法もありますが、まずは家にムカデが侵入しない工夫をしましょう。
「隙間をなくす」「忌避剤や木酢液・ハーブを使う」ことも大切ですが「部屋をきれいに保つ」ことが一番重要です。
ムカデ、そしてムカデの餌であるゴキブリが繁殖しないようにこまめな掃除・換気を心がけましょう。
それでもムカデが発生してしまう時は一度業者へ相談してみるのもオススメです。
「808シティ株式会社」では「なるべく薬剤を使わない」安心安全な駆除を行っております。
ムカデの大量発生などでお困りの方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
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大阪を中心とした関西圏など、広域にわたって対応しております。
どの地域の方も、まずはご相談ください。
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