お役立ちコラム

2021/08/26

家に出るネズミの種類は3種類!特徴から対策を立てよう

家や倉庫などに出るネズミには、種類があることを知っていますか?
ネズミの駆除や対策は、ネズミの種類を知った上で行うとより効果的です。
今回の記事では日本にいる代表的なネズミの特徴や見分け方をご紹介します。
参考にお役立てください。

家に出るネズミの種類は3種類!特徴から対策を立てよう

日本でよく見られるネズミは3種類

日本の家屋などでよく見られるネズミは、3種類です。

日本によく生息しているネズミ

  • ドブネズミ
  • クマネズミ
  • ハツカネズミ

ネズミはすばしっこいため、一見しただけでは見分けがつかない場合があります。
しかし、ネズミには見た目以外の特徴もあり、これを押さえておけば出没したネズミの種類を見分けられます。
3種のネズミの特徴・見分け方・生息場所を解説します。

ドブネズミの特徴

ドブネズミはビルの地下などに住む大きなネズミです。

体長 ・18~25cm
体重  ・200~480g
毛の特徴 ・赤褐色や灰褐色
生態 ・丸い鼻・太い胴体・小さい耳が特徴
・寒さに強く泳ぎが得意だが、綱渡りは苦手
・どう猛で雑食だが、動物性のものを好む

地面に穴を掘って巣を作るネズミで、住宅などに出る場合も地面に近い階や地下で見かけることが多いです。
ジメジメとした水場も好きで、キッチン・厨房などの水回りや、下水道にもよく出没します。

ドブネズミの見分け方

ドブネズミはほかのネズミよりも大きいため、見かければすぐに分かります。
地下・下水道・水回りによくいるため、これらの場所で見かけた場合はドブネズミである可能性が高いです。

また、ネズミはフンでも種類が見分けられます.
ドブネズミの場合は先がとがって太いフンをまとまった場所に落とすため、姿が見えなくてもフンがあれば侵入している可能性があります。

ドブネズミの生息場所

特徴のところでも触れましたが、ドブネズミは穴を掘って暮らすネズミです。
野生では地中に穴を掘って巣を作り、その周辺で生活するほか、川辺などにもいます。
人間の住宅にも巣を作るネズミで、床下や地下に巣を作ります。

クマネズミの特徴

クマネズミは小さく、素早い動きが特徴です。

体長 ・15~26cm
体重 ・100~340g
毛の特徴 ・青みを帯びた灰色
生態 ・とがった鼻・大きな目と耳・細い胴体が特徴
・寒さに弱く泳ぎは苦手だが、壁のぼりや綱渡りが得意ですばしこい
・性格は臆病・神経質・警戒心が強い
・雑食だが穀物を好む

壁面を垂直に上り下り移動するのや、綱渡りが得意なネズミです。
住宅に入り込む場合は、壁・電線・パイプを通って侵入する場合が多いです。
跳躍力もあるため、ビルの上層階・住宅の天井裏・屋根裏でもよく発見されます。

クマネズミの見分け方

クマネズミは臆病で警戒心が強いため、人間に発見されるとすぐに逃げ出します。
シッポが長いため、長いシッポが見えたらクマネズミである可能性が高いです。

クマネズミは天井裏などにも入り込むネズミですから、姿が見えなくても天井で小動物が走り回る音やネズミのような鳴き声が聞こえたらこのネズミである可能性が高いです。
移動しながら排泄する種で、細長いフンがバラバラに落ちているのも特徴です。

クマネズミの生息場所

クマネズミは鋭い歯で穴をあけるのが得意で、柔らかい壁の住宅に巣を作ることが多いです。

壁や配線から侵入し、屋根裏などに巣を作ります。

ハツカネズミの特徴

ハツカネズミは3種の中では一番小さいネズミで、好奇心が旺盛です。

体長 ・6~9cm
体重 ・6~22g
毛の特徴 ・黒・白・灰褐色など個体差があるが、毛にツヤがある
生態 ・小さい頭と体が特徴
・寒さに弱いが乾燥に強く、泳ぎは苦手
・綱渡りが得意で細い場所にも入り込む
・好奇心旺盛で警戒心があまりない
・雑食だが穀物を好む

クマネズミと被る特徴が多いですが、ハツカネズミの方が小さいため大きさで見分けがつきます。
屋外・屋内を問わず生息するため、自然環境に隣接している建物であれば、どこでも見かけるネズミです。

ハツカネズミの見分け方

特徴のところでも触れましたが、ハツカネズミはほかのネズミに比べて小さいため、大きさで見分けられます。
ほかのネズミや動物の幼獣と間違えられることもありますが、よく見ると体の均整がとれているため、ハツカネズミの成獣であることが分かります。
乾燥に強いため、乾いた空間によくいるのも見分けるポイントの一つです。

フンはコメ粒ほどの大きさで両端がとがっています。

ハツカネズミの生息場所

ハツカネズミはが目撃される場所は非常に多いです。

自然環境で目撃できる場所 ・草原
  • 河原
  • 畑やその周辺
  • 人工的な環境で目撃できる場所 ・農家の倉庫
  • 物置小屋
  • 湾岸周辺の倉庫
  • 天井裏
  • 台所
  • 縁の下
  • 内壁と外壁の間

主に自然環境と隣接する場所に出没するネズミで、人口密集地にはあまりいません。
秋から冬にかけて人家に入り込み、巣を作る場合があります。

まとめ

ネズミの駆除はネズミの特徴を押さえて行う必要があります。
また、ネズミが侵入してきた経路を潰さないと、駆除しても新しいネズミが入り込んでしまい、意味がありません。
完璧な駆除をするには、業者の力を借りるのが一番です。

「株式会社808シティ」では、ネズミの種類を問わず駆除依頼を受け付けています。
ネズミが侵入した原因・行動範囲を調査分析し、適切なトラップや工事を用いてネズミの捕獲・駆除を行います。
駆除後もアフターフォローを行い、お客様が安心して過ごせるよう尽力します。

→ネズミに関するご相談は「株式会社808シティ」にお任せください。

 

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