「平和の象徴」というイメージもある鳩ですが、鳩が人の生活圏に近付いてくるとフン害などさまざまな被害を引き起こすおそれが
あります。
快適な住環境を守るためには、適切な鳩対策を講じる必要があります。
鳩の被害はいくつかの段階に分かれているため、被害レベルごとの対策を行なうのが効果的です。
この記事では、被害レベルごとの鳩対策と鳩のフンの掃除方法について分かりやすく解説します。
鳩の被害でお困りの方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
どのような鳩対策が適切かは、鳩被害のレベルによって異なります。
そこで今回は、鳩被害のレベルに応じた効果的な鳩対策をご紹介します。
鳩がベランダに侵入していない「被害レベル1」の段階だと、自分で鳩を追い払うことは比較的容易です。
被害レベル1では、次のような方法で鳩を撃退できます。
鳩は見慣れない光を警戒する習性をもっているため、ベランダにCDなど光る物体を吊るすことで追い払えます。
また、ホームセンターなどで購入できるホログラムテープをベランダに貼るのもおすすめです。
ただし、時間が経過して鳩が慣れてくると、再びベランダに近付いてくる可能性があります。
鳩の天敵の模型をベランダに吊るすのも効果的です。
100円均一ショップなどで、カラスやヘビのおもちゃが販売されています。
天敵の模型も光るものと同じく、鳩が慣れてくると再び近付いてくるため注意が必要です。
「被害レベル2」では、鳩がたまにベランダに侵入してくる状況です。
この段階に至ったら、鳩がベランダに定着する前に迅速に対応する必要があります。
ベランダの手すりや窓枠の上など、鳩が近寄ってきやすい場所にスプレータイプの忌避剤を吹きかけます。
吹きかけるだけでよいお手軽な方法ですが、効果の持続時間が短いため、同じ場所に繰り返し吹きかける必要があります。
鳩がよくとまる手すりの上の辺りにテグスやワイヤーを張ると、鳩が近寄れなくなります。
テグスやワイヤーを張る専用キットが販売されています。
鳩よけ用のスパイク(剣山)を設置するのも効果的です。
針が長く、針と針の間の距離があまり開いていないものがおすすめです。
ベランダの手すりの上に、できるだけ隙間を空けずに固定しましょう。
「被害レベル3」は、鳩がベランダに侵入しくつろいでいるような状態です。
この段階まで来ると鳩がかなり慣れてしまっており、放っておくと巣を作られてしまうため、早急に対処する必要があります。
・防鳥ネットを張る
ベランダに防鳥ネットを張り、鳩が物理的に侵入できなくする方法です。
色付きのネットを使用すると外観を損ねてしまいますが、最近では目立ちにくい黒や透明の防鳥ネットも販売されています。
「被害レベル4」は、鳩がベランダに巣を作り、産卵なども行なっている状態です。
この段階まで来ると、素人の方が自分で対処することは困難であるため、業者に駆除を依頼しましょう。
鳩は鳥獣保護法で保護されているため、鳩や鳩のヒナ・卵を傷つけてしまうと、罪に問われる可能性があります。
また、鳩のフンによって健康被害を受けるリスクもあります。
法律的・衛生的なリスクを回避するためにも、鳥獣被害対策のプロに任せるのが安心です。
鳩は、自分のフンがある場所に安心し執着する習性をもっています。
そのため、鳩の定着を防ぎ、被害を拡大させないためには、鳩のフンを掃除することが重要です。
ここでは、鳩のフンを安全に掃除する方法をご紹介します。
・マスク(使い捨てのもの)
・手袋(使い捨てのもの)
・ゴーグル
・キッチンペーパーや新聞紙
・ゴミ袋
・ぬるま湯(バケツやペットボトルに入れておく)
・消毒用エタノール
・長袖の服
➀完全防備する
フンに含まれている病原菌から身を守るために、マスク・手袋・ゴーグル・長袖の服を着用し完全防備します。
また、フンが舞って屋内に入らないように、家の窓をしっかり閉めてください。
➁フンにぬるま湯をかける
乾燥したフンが舞うと、吸い込んでしまい健康被害を引き起こすおそれがあります。
そこで、フンにぬるま湯をかけて湿らせて、フンが舞うことを防ぎます。
ぬるま湯をかけたフンにキッチンペーパーや新聞紙をかぶせ、しばらくそのままにしておきましょう。
➂フンを拭き取る
湿って柔らかくなったフンを、キッチンペーパーや新聞紙を使って拭き取ります。
まだフンが残っている場合は、再度ぬるま湯をかけて拭き取ってください。
④消毒を行なう
フンがあった場所に消毒用エタノールをかけて消毒します。
⑤使用済みの道具を処分する
掃除に使用した道具を処分します。
キッチンペーパー・新聞紙・マスク・手袋などをゴミ袋に入れて、しっかりと閉じます。
以上、被害レベルに応じた効果的な鳩対策について解説しました。
鳩対策では、できるだけ被害レベルが低い段階で対処することが大切です。
「侵入する前」「くつろぎだす前」「巣を作る前」など、早めの対応を心掛けましょう。
もし巣を作られてしまった場合は自分で対処するのは困難であるため、業者に駆除を依頼してください。
効果的な鳩対策を行なうには、信頼できるプロに依頼することが重要です。
「808シティ株式会社」は、東京・神奈川・埼玉を中心に害虫駆除・鳥獣対策を行なっております。
弊社では事前調査を重視しており、被害の状況を正確に把握し効果的な対策を行ないます。
弊社代表は、プロの駆除業者向けの薬剤と資機材を販売していた経歴をもっており、その知識と情報は業界内でもトップクラスと自負しております。
弊社代表の指導のもと、各技術員がトップクラスの知識と技術でお客様の問題解決にあたります。
アフターフォローも万全で、作業後も定期的にお伺いいたします。
鳩被害でお悩みの方は弊社にお気軽にご相談ください。
808シティ株式会社 代表取締役社長
足立雅也
大手害虫駆除業者で様々な害虫駆除を体得し、その技術を競う全国大会で優勝実績を持つ。
現場で作業にとどまらず、関連する協会や学会の役員を務めるなど、業界活動にも意欲的で、数々の講義・講演を行っている。
東京・神奈川・埼玉を中心とした関東圏から、
大阪を中心とした関西圏など、広域にわたって対応しております。
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